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原発を売る「プラント輸出」という国策ビジネス

講談社のオピニオン誌「G2」に原発輸出・ODA・コトパンジャンが取り上げられました(ジャーナリスト・斎藤貴男さん寄稿)
 講談社の「G2」(5/21発売・vol.13)に"原発を売る「プラント輸出」という国策ビジネス"と題して斎藤貴男さんが34ページにわたり寄稿されています。原発輸出・パッケージ型インフラ輸出・ODA(コトパンジャン)・自衛隊海外派兵など一連の関連について、インドネシア現地取材もふまえ、分析されています。ぜひ、ご一読ください。

●見出し(※はコトパンジャン・ODA問題)
インドネシア原発誘致計画/すでに放射能が/裏にはいつも日本/国策としてのインフラ輸出/成長には海外展開が不可欠/日本政府を訴えた8396人(※)消えた困窮者たち(※)/アルジェリア人質拘束事件/「外需」と帝国主義

コトパンジャン・ダム
被害者住民を支援する会

〒162-0815
東京都新宿区筑土八幡町2-21-301
www.kotopan.jp,  info@kotopan.jp

 

ボランティアスタッフ募集中です。お気軽にご連絡ください。


Last Update : 2014/1/18
Since     : 2002/8/3 
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日本で初めてのODAを問う裁判

日本のODA(政府開発援助)によるコトパンジャン・ダム建設で、インドネシア・スマトラ島では23,000人がふるさとを強制的に奪われました。5,396人の現地住民が原状復帰と補償を求め、日本政府・JICA(国際協力機構)・東電設計(=東京電力グループ)を被告として、裁判中です。
 日本政府はODAの基本理念を「開かれた国益の増進」としています。「援助」とは名ばかりです。「国益」=グローバル大企業の利益のために、地元住民を犠牲にした「海外版ムダな公共事業」を行い、さらには原発までODAを利用して輸出しようとしているのです。
 「国益」のための「援助」、住民泣かせの「援助」はやめさせましょう。ぜひ、裁判にご支援お願いします。



(ダムの呼称について)

 インドネシア・スマトラ島の住民・自治体・マスコミは『コトパンジャン(Kotopanjang)』と言います。 
 一方、日本政府・インドネシア政府は本件ダムを『コタパンジャン(Kotapanjang)』としています。
 Kotoは地元ミナンカバウ語、Kotaはジャワ語でいずれも「町」を意味します。現地の言葉・文化を尊重する立場から、私達は『コトパンジャン・ダム』としています。